キュレトリアル・スタディズ12: 泉/Fountain 1917-2017

 1917年にマルセル・デュシャンによって「制作」されたレディメイド作品《泉》は、20世紀美術にもっとも影響を与えた作品として知られています。また1960年代のコンセプチュアル・アート以降、デュシャンの《泉》を解釈・解読すること自体が創作行為にもなっています。2017年4月に《泉》が100周年を迎えるにあたって企画されたこのプログラムでは、当館の所蔵作品だけでなく現代の美術家によるデュシャン解読の作例を加え、各回展示替えをしながら本作品の再制作版(1964)を1年間展示するとともに、さまざまなゲストを迎えて《泉》およびデュシャンをめぐるレクチャーシリーズを開催します。



2017年4月19日(水)-  2018年3月11日(日)


京都国立近代美術館 / The National  Museum of Modern Art, Kyoto 
4F コレクション・ギャラリー内
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1


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Making Sense of Marcel Duchamp: